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銃撃事件に備え学校が約280万円を出資してハイテクなペッパースプレーを設置

by Somchai Kongkamsri

アメリカでは学校を狙った銃撃事件が繰り返されており、学校だけでなく幼稚園でもリアルすぎる銃撃事件対策の歌が教えられるなどして話題となっています。そんな中、オハイオ州コロンビアナ郡では、銃撃事件に備えて学校内に暴漢を無力化するハイテクなペッパースプレーが設置されたと報じられています。

Columbiana Schools get safety upgrade - WFMJ.com News weather sports for Youngstown-Warren Ohio
http://www.wfmj.com/story/38630677/columbiana-schools-get-safety-upgrade


学校内に設置された特殊なデバイスは、「Threat Extinguisher(脅威消火器)」と呼ばれるペッパースプレー。ペッパースプレーは防犯目的で使用される催涙スプレーで、噴射すると襲撃者を無力化することができます。Threat Extinguisherの缶はケースに入れられた状態で学区内の全ての学校の壁に設置され、このケースはコミュニケーション・システムと接続されるとのこと。そのため、ケースのガラスが取り外され、スプレーが取り出されると、警告が即座に教師や関係機関に送られるようになっています。

Threat Extinguisherがどんなアイテムなのかは以下のムービーから見ることができます。

Introducing Threat Extinguisher - YouTube


Threat Extinguisherの開発者であるSam Fasone氏は、「缶がキャビネットから取り出されると、何千ものテキストメッセージやメールが送られ、当局に電話がかけられると共に、缶が取り出された場所の位置情報が伝えられます。そのため、当局が現場に到着した際、既に向かうべき建物がどこかわかっている状態になります」と語っています。教師にもテキストメッセージが送られるため、教師はいちはやく襲撃者の居場所を知り、「建物から出るべきなのか」「襲撃場所から離れているのか」「建物を閉め切るべきなのか」といった判断を行い、生徒を安全な場所に誘導できるようになります。

このように、Threat Extinguisherは、ペッパースプレーそのものの効果というよりシステムに特徴があるものとなっています。スプレー自体の有効範囲は7.6メートルほどとのこと。

Threat Extinguisherの導入はそれぞれの学校が任意で行ったわけではなく、コミュニティとの協議の中で「2万5000ドル(約280万円)以上を支払っても購入すべき」と決まったからだそうです。ただし、火災報知器と似た仕組みのため、イタズラ目的で使用されるリスクについては懸念されています。

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