8人に1人は葬式にも「念のため」にコンドームを持参することが明らかに

コンドームメーカー「Trojan」が実施しているアメリカ人を対象とした性生活調査「State of Sex Survey」が公開され、アメリカの35歳以下の男性は8人に1人の割合で葬式に参加する際にも「念のため」にコンドームを持参していることが明らかになりました。
1 in 8 men under 35 bring condoms to funerals, Trojan says | Mashable
https://mashable.com/article/men-bring-condoms-to-a-funeral-trogan-state-of-sex-survey

State of Sex Surveyは18~35歳の成人約2000人を対象としたオンライン調査です。これによると、18~35歳の成人の77%が性行為における感染症予防や避妊のための保護行為において、男性と女性が同等の責任を負うべきと考えていることが明らかになっています。

さらに、男性の78%はパートナーに避妊を迫られるよりも先に責任をもってコンドームを着用したいと回答。女性の52%は経口避妊薬を服用するよりもパートナーにコンドームを着用してもらいたいと考えていることも明らかになりました。

アンケートに答えた人の65%が「最初のデートのお守りとしてコンドームを持参する」と回答。また、全体の63%が性的パートナーとベッドに入った際に保護行為について尋ねる可能性が高いと答えています。

さらに、人工妊娠中絶を規制する法律を違憲無効とする「ロー対ウェイド判決」を覆す判決をアメリカの最高裁判所が下したことを踏まえ、アンケートに回答したほぼ全員(91%)が妊娠や性感染症を予防するための対策としてコンドームを使用する可能性が高いと回答したそうです。
また、回答者の約半数(52%)がベッドのサイドテーブルにコンドームを置いていると回答。女性がコンドームを保管する場所で最も多いのがベッドのサイドテーブル(57%)で、男性がコンドームを保管する場所で最もポピュラーなのは財布(52%)です。

35歳未満の男性の約3分の2(64%)は頻繁または常にコンドームを保有していると回答しており、女性の場合はこの割合が49%まで低下します。
なお、男性の8人に1人が葬式に参加する際にも「念のため」にコンドームを持参しているという統計結果について、海外メディアのMashableは「喪に服しているかどうかにかかわらず、お守りとしてコンドームを持っていくことは悪い考えではありません」と記しました。
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